介護のイメージを自らが変える意識で

固定概念を捨ててプロの介護士になる!

固定概念を捨ててプロの介護士になる!

プロになるために大切なこと

自らがイメージを変えることもできる

自らがイメージを変えることもできる テレビやインターネット、雑誌などのメディアで発信されている情報をみると、残念ながら介護職の地位は低く見られていることがわかります。いわゆる3K(きつい・きたない・きけん)の筆頭として取り上げられることも少なくありません。介護に関わりのない人からは、他の仕事がないから介護職をしていると思われている可能性もあります。しかし、こういったイメージを自らが変えていく意識を持つことが大切です。

プロ意識について

実際に介護職として働いている人の多くは、人の役に立つ仕事であることに誇りを持っています。そのため、自らの意思で介護の世界に身を置いている人がほとんどです。しかしそうは思われていない現実があります。さらに、介護スタッフに対して「プロ意識がない」というイメージを持っている人が多いです。問題なのは介護に関係のない人だけではなく、実際にサービスを受けている利用者やそのご家族がそう考えていることもある点です。
仕方なく介護職をしていると思われているだけならば、それはただの勘違いなので無視すればいいのですが、プロ意識がないというイメージは介護業界そのものが衰退する要因になり得ます。利用者やご家族から安心して介護を任せられないと思われてしまうと、当然ながら介護職を目指す人材は減っていきます。

意識を高く持って行動していく

では、どのようにしてプロ意識を高めていけばいいのでしょうか。プロ意識が低いと思われる要因の一つには、無資格からでも始められる仕事であることが考えられます。命に関わる仕事なのに資格がなくても働けてしまうことに、マイナスなイメージを持つ人が多くなるのは仕方がないかもしれません。例えば介護の入門資格である介護職員初任者研修がなければ働けないというルールがあればイメージアップにつながるかもしれませんが、これは法律に関わる部分なので個人ではどうにもできません。では個人でできることは何なのかと言うと、無資格でOKなことにマイナスなイメージがあるからこそ、積極的に資格取得に挑戦することです。資格は実績と能力の証明になりますので、資格を取得することでおのずと信頼感が生まれ、自身の仕事に責任を持つことができます。
また、プロスポーツ選手や芸能人のようなマインドを持つことも有効です。利用者やそのご家族をスタジアムやコンサートに来るお客だと捉えて、常に最高のパフォーマンスを発揮して満足してもらえるような意識を持ちましょう。一人一人がこのような意識を持てば、結果として職場全体、ひいては業界全体のプロ意識が高まっていくことにつながります。

本気で介護を仕事にするなら

  • 介護の資格いろいろ

    未経験の人が最初に取得を目指すのが「介護職員初任者研修」です。これがあれば基本的な介護業務が可能となります。その後は「介護福祉士実務者研修」を取得し、最終的には国家資格である「介護福祉士」の取得を目指しましょう。

  • 自分らしく活躍するために

    介護職として活躍するためには、転職活動を有利に進めたうえで自分にマッチする転職先をみつけなければなりません。そのために活用すべきなのが転職エージェントです。ここではおすすめの転職エージェントや転職先を見極めるコツなどを紹介します。