資格を取得して介護のプロとして活躍

介護職員初任者研修

介護職員初任者研修は以前までのホームヘルパー2級に相当する資格です。2013年に実施された介護保険法施行規制の改正で新たに誕生した資格です。介護職としての基本的な知識や技術を証明するものであり、未経験の人が最初に取得を目指す入門資格です。受験資格はありませんので、これから介護業界に挑戦する人はこの資格から取得しましょう。無資格・未経験OKとしている介護施設もありますが、事前に介護職員初任者研修を持っておいたほうが有利に転職活動を進めることができます。
取得までの期間ですが、スクールに通って集中的に学べるのであれば1ヵ月ほどで取得可能ですし、働きながらコツコツ学んで取得することも可能です。

介護福祉士実務者研修

介護職員初任者研修のワンランク上の資格が介護福祉士実務者研修です。介護職員初任者研修で身につけた基本的な知識やスキルをさらに高めたもので、以前までのホームヘルパー1級に相当する資格です。この資格があれば、たん吸引などの医療ケアを行うことができます。キャリアの面では、サービス提供責任者に就くことができるというメリットがあります。そして、国家資格である介護福祉士の受験資格を得ることができます。

介護福祉士

介護のプロとして十分な経験とスキルを証明するのが、国家資格である介護福祉士です。介護を必要とする人の介助業務だけではなく、利用者やそのご家族に対しての相談やアドバイスも介護福祉士に求められる重要な役割です。国家資格であるため、上記で紹介した資格よりも取得難易度は高いです。働きながら取得する場合には、3年以上の実務経験と介護福祉士実務者研修の取得が受験資格となります。介護従事者のひとつの目標となる資格です。

レクリエーション介護士

レクリエーション介護士は一般社団法人日本アクティブコミュニティ協会が定める資格で、高齢者を笑顔にできる介護職員の育成を目的に設立されました。実施するレクリエーションの知識や技術だけではなく、どのようにしたら高齢者の皆様が楽しめるのかという企画段階でのスキルも身につきます。レクリエーションは高齢者の身体機能や脳の活性化につながる重要なサービスです。この資格を取得することによりレクリエーションのプロとしての能力を証明できるため、レクリエーションを重視している介護施設などに転職する際には有利に働くでしょう。

その他の資格