介護職として働いたら考え方が変わるかも

固定概念を捨ててプロの介護士になる!

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体験することで気付くことがある

働いてみると考え方が変わる

働いてみると考え方が変わる ネガティブなイメージを持たれることの多い介護の仕事ですが、ここでは実際に介護に触れてみてからガラッとイメージが変わったという、現在は介護福祉士として活躍している古田さん(仮名)の体験談を紹介していきます。介護職においては、働いてみてから考え方が変わったというケースが多いです。

古田さんの体験談

元々は子どもが好きで保育士を目指していた古田さんでしたが、学生時代に祖母が病気で倒れて介護が必要になったことをきっかけに介護の仕事に興味を持つようになりました。それまでは介護と言えばきつくて汚い仕事というイメージを持っていた古田さんでしたが、実際に祖母の介護をしているヘルパーの仕事ぶりをみたり、話を聞くうちに自分でもできるかもしれないと考えるようになりました。当時は勝手な思い込みで介護職はつらい仕事だと決めつけていたと古田さんは言います。しかし、実際に働いている人と接していくうちにやりがいの多大きい仕事なのだと気付いたそうです。また、介護職にも国家資格があることを知りました。古田さんは早いうちに自立したいと考えていたこともあり、働きながらでも資格取得が可能な介護の世界に飛び込むことを決めました。最初は訪問入浴やデイサービスで働き、現在は訪問介護ヘルパーとして活躍しています。また、働きながら勉強をして、国家資格である介護福祉士を取得しました。
訪問介護の面白いところは、異なる考え方を持った利用者と一対一で接することになるので、それぞれでコミュニケーションをとるための工夫が必要な点だそうです。利用者ごとに気持ちを切り替えて対応していく必要があるため、自分のことを「女優」だと思って利用者に応じて様々な役をこなす意識を持っているそうです。確かに大変なことも多い仕事ですが、それ以上に良いところがたくさんある仕事だと感じているとのこと。また、古田さん自身が最初は無理だと思っていた経緯があるからこそ、多くの人に固定概念を持たずに挑戦してほしいと語ります。

働いてみてわかるやりがいがある

介護職は直接利用者と接する仕事です。そのため、「誰かの役に立っている」という感覚をダイレクトに感じることができます。利用者によっては、心を閉ざしてしまいコミュニケーションが上手くとれないケースもあるでしょう。それでも粘り強く話しかけることで徐々に心を開いてくれます。このように心が通い合う瞬間を味わえるのは介護職特有のやりがいです。待遇面に関しても改善が進んでいますので、将来性は高いです。古田さんのように実際に働いてみることで、「一生続けたい」と思える仕事だと気付けるかもしれません。

本気で介護を仕事にするなら

  • 介護の資格いろいろ

    未経験の人が最初に取得を目指すのが「介護職員初任者研修」です。これがあれば基本的な介護業務が可能となります。その後は「介護福祉士実務者研修」を取得し、最終的には国家資格である「介護福祉士」の取得を目指しましょう。

  • 自分らしく活躍するために

    介護職として活躍するためには、転職活動を有利に進めたうえで自分にマッチする転職先をみつけなければなりません。そのために活用すべきなのが転職エージェントです。ここではおすすめの転職エージェントや転職先を見極めるコツなどを紹介します。