ネガティブイメージと現実の間にギャップあり
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世の中ではどう思われているのか
ここでは、介護の仕事が世間一般ではどのように思われているのかについて紹介していきます。介護職は高齢化の進む日本において社会的意義の大きな仕事であると多くの人が理解している一方で、体力・精神的につらくて給与の低い仕事であるというネガティブなイメージを持つ人も多いようです。そのため、人材不足を早急に解消しなければならない状況であるにもかかわらず、介護職を目指す人の数はなかなか増えていないというのが実情です。
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実は誤解が多い
つらい仕事というイメージを持たれている介護の仕事ですが、どうやらそのイメージは入浴介助や排せつ介助業務からくるようです。確かにそれらの業務は体力的にも精神的にも消耗する部分はありますが、それだけで介護の仕事を語ることはできません。そもそも、介護職は非常に意義のある仕事であるという点を理解しましょう。そのうえで、実は誤解されている点について詳しく紹介していきます。イメージ先行でネガティブな印象のある介護の実態をみていきましょう。
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働いてみると考え方が変わる
関わりのない人からするとポジティブなイメージを持ちにくい介護の仕事ですが、実際に働いてみて考え方がガラッと変わる人も多いです。ここではその実例として、現在は介護福祉士として活躍している古田さん(仮名)の体験談を紹介します。最初は保育士を目指していた古田さんでしたが、祖母が病気で倒れたことをきっかけに介護の仕事に興味を持つようになります。そして働いていくうちに、やりがいの大きい素晴らしい仕事であることに気付きました。
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介護のイメージを変える新しい視点
介護に対して古い価値観を持っている人はまだまだ多いようです。そこでここでは、介護のイメージを変える新しい視点について紹介していきます。昔は、障害によって社会的不利な立場になるまでの流れが一方通行的に作用しているICIDH(国際障害分類)という考え方が一般的でしたが、現在は多角的かつ前向きな考えであるICF(国際生活機能分類)が主流となっています。また、車いすの車輪をレコードに見立ててスクラッチができる車いすDJといったユニークな取り組みもあります。
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日勤だけの仕事もある
訪問介護は、利用者の自宅に訪問して日中に身体介護や生活援助を行うサービスで、夜勤がないため生活リズムを崩さずに働けることで人気です。ただし夜間対応型訪問介護事業所では夜勤のシフトに入る必要があるため、事前に確認が必要です。デイサービスは日帰りで利用者をサポートし、要介護度が比較的低い方が多く、体力的な負担も少なめです。こちらも、お泊りデイサービスの場合だと夜勤が発生することもあります。
本気で介護を仕事にするなら
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介護の資格いろいろ
未経験の人が最初に取得を目指すのが「介護職員初任者研修」です。これがあれば基本的な介護業務が可能となります。その後は「介護福祉士実務者研修」を取得し、最終的には国家資格である「介護福祉士」の取得を目指しましょう。
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自分らしく活躍するために
介護職として活躍するためには、転職活動を有利に進めたうえで自分にマッチする転職先をみつけなければなりません。そのために活用すべきなのが転職エージェントです。ここではおすすめの転職エージェントや転職先を見極めるコツなどを紹介します。