介護職に対する世の中のイメージ

固定概念を捨ててプロの介護士になる!

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前向きな意見がある一方で

世の中ではどう思われているのか

世の中ではどう思われているのか ここでは、一般の人が介護職に対してどのようなイメージを持っているのかを紹介しています。前向きなイメージを持っている人がいる一方、ネガティブなイメージを持つ人も多いようです。世の中が持っている介護職へのイメージをまずは理解しましょう。

世の中のイメージ

とある企業が行った調査によると、介護職に対して一般の人が持っているポジティブな意見として多いのが「社会的意義が大きい仕事である」という点です。さらに、「今後成長が見込める業界である」ことや、「資格(専門性)を活かして働ける」こともポジティブなイメージにつながっているようです。介護職はこれからの社会に大きな影響を与える仕事のため、公益性が高く誇りを持って働ける仕事であるというイメージを世の中の人は持っているようです。
では一方で、ネガティブなイメージについてもみていきましょう。同様の調査で一番多かった意見が「体力的につらい」というものです。それに次ぐものとして「精神的につらい」、さらに「給与が低い」といったネガティブなイメージを持つ人が多いことがわかりました。確かに、介護を必要とする高齢者をサポートする仕事のため、肉体的に負担の大きい業務が発生します。例えば入浴介助をする際には高齢者の体を支える必要があるため体力が必要です。それに加えて排せつ介助などの仕事は精神的な負担が大きく、きつい仕事であると考えられるのも無理はないでしょう。
このように介護職に対するイメージをポジティブ・ネガティブ双方の面から紹介しましたが、一般的にはネガティブなイメージを持つ人のほうが多い傾向にあるようです。そのためか、介護業界は深刻な人材不足に悩まされているのも事実です。

教職員のイメージ

次に、子どもたちの将来に大きく関わる立場である教職員に焦点を絞り、介護職に対してどのようなイメージを持っているかを紹介します。三重県の福祉人材センターが行った調査によると、生徒や保護者よりも教職員のほうが介護職に対してネガティブなイメージを持っているようです。介護職の給与に対して、「良い」「やや良い」というイメージを持っているのは、中学教員で4.2%、高校教員で5.5%しかいませんでした。社会的評価に関しても、「良くない」「あまり良くない」と回答した教職員が中学で38.3%、高校で45.8%もいます。仕事のやりがいなどについてはポジティブなイメージを持っている人も少なくないようですが、労働環境や働きやすさなどの面からネガティブなイメージを持つ教職員が多く、子どもたちへ積極的に介護職を勧めるような環境にはなっていないようです。

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